スタッフの声#4

<介護士> 特別養護老人ホーム(特養)野田 遥さん(仮名)にインタビュー!

介護福祉士は、おもにホームヘルパー(訪問介護員)や、特別養護老人ホーム、身体障害者施設等の社会福祉施設の介護職員として介護業務にあたっているお仕事。介護福祉士になるには、介護の専門資格「国家資格」に合格する必要があります。

メーカー業界から介護福祉士に転職し、今は若手を育てる野田さんにインタビューしました。

 小物雑貨のメーカーで働いていた時に、母の骨折、入院がきっかけで、友人とヘルパー2級の資格を取りに行きました。母も自宅療養になり、数年前に他界しましたが、最後は希望していた自宅で看取る事ができたのも、自分にとって大きな経験となりました。

 しばらく有料老人ホームで働いていましたが、日常的に外に連れ出す事の難しさを感じていました。もっと外に連れ出してあげたい。という思いもあり、リバービレッジオープンの募集で、開放感のある施設に魅力を感じ、応募しました。

 利用者さんをすぐに外に連れ出す事が出来て、ちょっとした時に外の空気に触れられる時です。夕焼けが綺麗に見えたり「まぶしいけど開けておいて」「鳥が飛んできたよ」という会話とか、本当に家みたいで、ふとした事が大切だと感じています。
ベランダに鉢植えを置いていますが「ちょっと枯れている所切ってあげて」などお手入れや育ち具合の話も日常会話になっています。

 一年のスローガンをユニット(チーム)で決めるんですが、”笑顔”なんです。スタッフとも利用者さんとも、とにかく楽しく笑顔で過ごしたいと思っているので、大切にしています。

年齢や成績だけではなく、一緒になって笑えるような人間としての本質こそ大事かな。人が相手なので、毎日毎日ちがう事がありますし、資格だけでは無い、と思える仕事ですね。